ガヴォット第1番ホ長調第3楽章”B-mollの地下酒場”

第3楽章は遠調の変ロ短調で語る60年史 桃李もの言はねば、誰とともにか昔を語らん。

アルカリ金属のイオン化傾向

結論から言うと

Li>Cs>Rb>K>Na


酸化還元電位で比較すると
リチウム (Li), Li+(aq) + e− Li(s), E°= −3.045 V
セシウム (Cs), Cs+(aq) + e− Cs(s), E°= −2.923 V (−3.027 V)
ルビジウム (Rb), Rb+(aq) + e− Rb(s), E°= −2.924 V (−2.943 V)
カリウム (K), K+(aq) + e− K(s), E°= −2.925 V (−2.936 V)
バリウム (Ba), Ba2+(aq) + 2 e− Ba(s), E°= −2.92 V
ストロンチウム (Sr), Sr2+(aq) + 2 e− Sr(s), E°= −2.89 V
カルシウム (Ca), Ca2+(aq) + 2 e− Ca(s), E°= −2.84 V
ナトリウム (Na), Na+(aq) + e− Na(s), E°= −2.714 V
マグネシウム (Mg), Mg2+(aq) + 2 e− Mg(s), E°= −2.356 V
アルミニウム (Al), Al3+(aq) + 3 e− Al(s), E°= −1.676 V

教科書にはよく イオン化エネルギー のグラフが出ているけど
あれは 真空中での陽イオンへのなりにくさ
イオン化傾向は 水溶液中での陽イオンへのなりやすさ なので
イオン化エネルギーが小さいものほどイオン化傾向が大きくなる 傾向 はあるけど
順序は全く同じではなく
リチウムのように水和エネルギーの大きいものは
イオン化エネルギーが他のアルカリ金属より大きくても
イオン化傾向は他のアルカリ金属よりも大きくなる
(結果的に起電力の大きな電池が作れることになる)

実際にはアルカリ金属アルカリ土類金属相互のイオン化傾向の差はわずかなので
この順番を正確に覚えても意味がない

アルカリ金属アルカリ土類金属は他の金属にくらべて圧倒的にイオン化傾向が大きい

という認識でいい

実際アルカリ金属は地球上でほとんど1価の陽イオンとして存在し
化合物中で常に酸化数+1
 である

これを還元して単体(酸化数0)にするには
融解塩電解によらねばならず
単体は空気中や水中ですみやかに酸化される
すなわち アルカリ金属の単体はめっちゃめっちゃめっちゃ強力な還元剤で 
ふだん酸化剤として働くことのない水ですら酸化剤になってしまう ということ